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【低賃金が課題と言われ続ける保育士の将来像は?】

 現代の日本において賃金格差などの所得に関することが話題になると必ずと言ってもいいほど賃金面を改善すべき例として挙げられる保育士。すっかり日本社会では保育士が低賃金の辛い仕事という認識になっていますが、そんな保育士の今後はどうなっていくのだろうと考えたことはありませんか?今回はそんな疑問を抱かれているであろう保育士の将来像について推測し解説します。


<保育士とその周辺環境の現状>

前述の通り、今も保育士の仕事の労力に対しての賃金の低さは問題となっています。政府もそんな保育士の処遇改善に向けて少しずつではありますが動き出しています。

先日の消費税増税によって増えた税収分の一部を用いて、幼児教育・保育無償化が開始されました。この政策自体は保育士の処遇改善とはなんの関係もありませんが、確実に政府が保育の抱える問題に目を向けていることがわかります。

また、幼児教育・保育無償化の案が国会で議論された際に、幼児教育・保育無償化よりも待機児童対策の一環として保育士を増やすために保育士の労働環境を改善すべきであるという意見が出ています。それだけ議員も保育士の労働環境を問題視しているということなので、今後徐々に改善されていくと考えられます。


<制度上の給与面改善>

あまり広く知られてはいませんが、厚生労働省によって「保育士キャリアアップ研修」といったものが整備されました。これによって一定の条件を満たした保育士は月5000円または40000円の給与アップが実現できるようになりました。

このように実はもうすでに少し所得面の負荷が緩和されています。


<人の力が必要な仕事である保育士>

近年、技術革新が急速に進み、コンビニの無人化をはじめ様々なサービスがAIにとってかわられるようになっており、またこの傾向は今後も加速度的にみられるものだと思います。

そんな中で保育士はどうでしょう?

幼児は保育園での活動を通して様々なことを学び成長していきますが、その中でも特に大きい面が他人とのコミュニケーションなどの気持ちの面での発達と言えます。これは機械と話すのではなく同じ心を持つ人間と接することで養われていくものですので、いくら機械が発達しても保育士が完全に代替されることはありません。


<まとめ>

「政府の働きで今後のより一層の保育士処遇改善が見込めると思われ、保育士の仕事の体力的に負担となる部分は技術革新で軽減されるが完全代替はあり得ない」というのが私の結論です。保育士に興味をお持ちの方は保育士の将来性という面で心配する必要はありませんので、そのことを頭の片隅にでも置いていただければと思います。